相続税計算機 2027(基礎控除と累進税率)

2027年の日本の相続税を計算します。基礎控除「3,000万円+600万円×法定相続人」、税率10%〜55%の8段階累進、配偶者の税額軽減(1.6億円)に対応。完全プライベート、登録不要、無料。

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相続税の基礎控除と税率(2027年)

日本の相続税は、被相続人(亡くなった方)の遺産を受け継いだ相続人に課される税金です。2027年(令和9年)の基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」。例えば法定相続人が配偶者と子2人の計3人の場合、基礎控除は4,800万円となります。遺産総額がこの金額以下であれば相続税は発生しません。

税率は10%〜55%の8段階累進です。1,000万円以下は10%、3,000万円以下は15%、5,000万円以下は20%、1億円以下は30%、2億円以下は40%、3億円以下は45%、6億円以下は50%、6億円超は55%。各段階で控除額が設定されており、計算は「課税価格×税率−控除額」で行います。

配偶者の税額軽減と小規模宅地等の特例

配偶者は法定相続分または1億6,000万円のいずれか多い金額まで非課税です。これにより、配偶者が遺産の大半を受け取る場合、相続税はほぼ発生しません。ただし二次相続(配偶者死亡時)では基礎控除が減るため、長期的な税負担を考慮した分割が重要です。

居住用不動産については「小規模宅地等の特例」により、評価額を最大80%減額できます。特定居住用宅地は330㎡まで80%減、特定事業用宅地は400㎡まで80%減、貸付事業用宅地は200㎡まで50%減。同居配偶者・親族または家なき子要件を満たす別居親族が対象です。

計算例:遺産1億円、相続人3人の場合

遺産総額1億円、債務500万円、法定相続人3人(配偶者1人+子2人)、配偶者が1/2を取得する場合を計算します。

正味遺産:1億円−500万円=9,500万円。基礎控除:3,000万+600万×3=4,800万円。課税遺産総額:9,500万−4,800万=4,700万円。法定相続分で按分:配偶者2,350万、子各1,175万。各人の税額:配偶者2,350万×15%−50万=302.5万、子1,175万×15%−50万=126.25万×2=252.5万。相続税の総額:555万円。実際の取得割合で按分後、配偶者分は税額軽減で0円、子2人で約277万円ずつとなります。

申告期限と納付方法

相続税の申告と納付は被相続人の死亡を知った日の翌日から10ヶ月以内です。期限後は延滞税(年7.3%、2ヶ月超は14.6%)と無申告加算税(5〜20%)が課されます。納税資金がない場合は延納(最長20年・利子税付)または物納(不動産・有価証券で納付)が認められますが、事前申請と担保提供が必要です。

申告書は被相続人の最後の住所地を管轄する税務署に提出します。遺産分割が確定していない場合は法定相続分で仮申告し、後日修正申告(更正の請求)が可能です。配偶者控除や小規模宅地特例は分割確定後に適用されるため、3年以内の分割完了を目指してください。

出典: nta.go.jp(国税庁)— 相続税の計算と申告 2027年版。最終更新: 2026年5月。

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