住宅ローン返済シミュレーション

借入額・金利・返済期間を入力して、住宅ローンの月々の返済額・総返済額・利息総額を自動計算します。元利均等返済方式でのシミュレーションです。

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住宅ローン計算の仕組み

住宅ローン計算ツールは、元利均等返済方式に基づいて月々の返済額を算出します。元利均等返済とは、毎月の返済額(元金+利息)が一定になる返済方法で、日本の住宅ローンで最も一般的な方式です。返済初期は利息の割合が多く、返済が進むにつれて元金の割合が増えていきます。もう一つの方式である元金均等返済は、毎月の元金返済額が一定で利息が逓減していく方式ですが、初期の返済額が大きくなるため、元利均等返済を選ぶ人が多数派です。

日本の住宅ローン金利は、大きく分けて変動金利と固定金利の2タイプがあります。2024年現在、変動金利は年0.3%〜0.5%前後、固定金利(フラット35)は年1.5%〜2.0%前後が目安です。変動金利は市場金利に連動して見直されるため、将来的に金利が上昇するリスクがあります。一方、固定金利は借入時の金利が返済終了まで変わらないため、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

住宅ローンを組む際に重要な指標が「返済負担率」です。返済負担率とは、年間の住宅ローン返済額が年収に占める割合のことで、一般的に25%以下が安全、30%を超えると負担が大きいとされています。フラット35では、年収400万円未満の場合は返済負担率30%以下、年収400万円以上の場合は35%以下が審査基準となっています。無理のない返済計画を立てるためには、手取り年収の20%〜25%以内に収めることをおすすめします。

住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)を利用すれば、年末の住宅ローン残高の0.7%が所得税・住民税から最大13年間控除されます。例えば、ローン残高3,000万円の場合、年間最大21万円の税額控除が受けられます。これにより実質的な金利負担が大幅に軽減されるため、住宅購入を検討する際は住宅ローン控除の効果も考慮に入れましょう。

計算式

月々の返済額(元利均等返済):
月利 = 年利 ÷ 12
返済回数 = 返済期間(年) × 12
月々返済額 = 借入額 × 月利 × (1 + 月利)返済回数 ÷ ((1 + 月利)返済回数 − 1)
総返済額と利息総額:
総返済額 = 月々返済額 × 返済回数
利息総額 = 総返済額 − 借入額

計算例

例1: 借入3,000万円・金利0.5%・35年
月利 = 0.5% ÷ 12 = 0.04167%。月々返済額 = 約77,875円。総返済額 = 約32,707,500円。利息総額 = 約2,707,500円。変動金利の場合、利息総額は比較的少なく抑えられます。

例2: 借入3,000万円・金利1.8%・35年
月々返済額 = 約96,327円。総返済額 = 約40,457,340円。利息総額 = 約10,457,340円。金利が1.3%上がるだけで、利息総額は約770万円増加します。

繰上返済と住宅ローン控除の活用

住宅ローンの総返済額を減らすには、繰上返済が効果的です。特に返済初期の繰上返済は利息軽減効果が大きく、100万円の繰上返済で数十万円の利息を節約できるケースもあります。ただし、住宅ローン控除の適用期間中は、年末残高が控除の基準となるため、繰上返済のタイミングに注意が必要です。控除期間終了後にまとめて繰上返済する方が有利な場合もあるため、控除額と利息のバランスを比較して判断しましょう。

住宅ローンを選ぶ際のポイント

住宅ローンを比較する際は、表面金利だけでなく、事務手数料・保証料・団体信用生命保険料(団信)を含めた総コストで比較することが重要です。ネット銀行は金利が低い傾向にありますが、事務手数料が借入額の2.2%と高い場合もあります。また、繰上返済手数料が無料かどうか、返済額の変更が柔軟にできるかなども選択のポイントです。頭金を多く用意すれば借入額が減り、月々の返済額と利息総額の両方を抑えることができます。